DIYを失敗させないコツ
コーティング後のお手入れ

最適な洗車の頻度とは

洗車イメージ

コーティングを施工完了すると、その時点で満足しがちですが、重要なのは日々のメンテナンスです。

よくあるDIY商品の謳い文句で「○○年、○○カ月の耐久性です」と書かれているものが多く、何もしなくてもその期間の耐久性があると思われている人が大変多いようです。
この意味はあくまで、コーティング施工した被膜の耐久性の話です。
コーティングの性能を持続させておく状態の話とは別の話になってくるのです。

コーティングの性能をベストなまま保とうと思うと手入れはした方が良いです。
もちろんガラス成分が含まれているガラスコーティングなどは別の話になりますが、エクセラーコーティングではこまめなメンテナンスを推奨しています。

なぜならコーティングの目的はその下の塗装を守ることですので、当然本来の塗装を守っているコーティング被膜は代わりに外部からのダメージを受けています。

上から汚れが積もると塗装面は汚れませんが、コーティング面は汚れます。
それらを放っておくと当然のことながらコーティングの性能は弱まっていきます。

このような理由からメンテナンスを推奨しますが、どのようにメンテナンスすれば良いのかをみていきます。

そもそも洗車をしなかったらどうなるのか?

コーティングしてあるから洗車しなくていいや。と思って洗車しなければどうなるでしょう。
一番の問題は洗車しても落ちない汚れの付着です。

ボディにコーティング皮膜ができている状態は汚れが付きにくいというのはありますが、とはいえ屋根のない環境で放置すると、雨ジミによるイオンデポジットが付着します。
イオンデポジットとは水分中のミネラルが結晶化し、車のボディに白い輪っか状の跡が残ることです。
イオンデポジットの問題点は付着後、放置してしまうと洗車するだけでは落ちない、ということです。

洗車イメージ

この汚れをきれいにするためには、コンパウンドで磨くか、イオンデポジット除去剤で溶かすしか方法はありません。
コンパウンドを使用して除去をすると、せっかく施工したコーティングの被膜も一緒に落ちてしまいますし、イオンデポジット除去剤で溶かす場合は、使い方や選ぶ商品を誤ると、ガラス被膜まで溶かしてしまう可能性があります。

それではどれくらいの頻度で洗車をしたら良いの?

それでは、コーティングを施工した後、車の洗車頻度はどのくらいが適切なのでしょうか。
正解は何日に1回洗車をしなければならないということはなく、どのくらいの頻度で車を使っているか、どのような環境で車ほ保管しているか、どのくらいの汚れが車に付着するかという状況で変わってきます。

例えば毎日車を使う人であったり、汚れのひどい場所を走り泥や汚れが付着した状態であれば、汚れをついたままにせず、短いスパンで洗車をするというのが重要になります。
逆にほとんど車に乗らないということであれば、1ヶ月〜1ヶ月半程度は洗車の間隔を開けても良いかと思います。
洗車時には、傷がつかないタオルを使用し、ブラシ式のコイン洗車は使用しないようにしてください。
こういったコーティングの場合は、手洗い洗車やいわゆるノーブラシの洗車をお願いするようにするといいでしょう。

どのように洗車をすれば良いのか?

通常の洗車はスポンジで洗う方法かクロス洗車のいずれかになると思いますが、これについてはお好みで良いと思います。
スポンジを使って洗車する場合は、塗装面に傷が付きにくいように心がけてください。
クロス洗車をされる方は細かな部位に手の圧力などがかからないように気をつけてください。
とにかく、ボディを優しく洗うことがポイントです。

洗車イメージ

シャンプーを使用するか水洗いにするかは、これもお好みですが、私はシャンプーを使用することをオススメしています。
シャンプーを使用すると、表面がすべることにより傷付きを抑えることが出来ます。ただし、すすぎをしっかりしないと洗剤残滓になることがありますので、その点を気をつけましょう。
逆に水洗いだけですと、すすぎの必要がないので時間が短縮できますが、塗装面にダイレクトに圧力が伝わりますので、シャンプー使用のような滑り感がなく傷つきが懸念されますので注意が必要です。

その他のポイントとして、水道水だけでは細かな油汚れを取ることができません。
シャンプーは、まだ固着していない目に見えないほどの細かな油汚れを、早めに除去してくれる効果があります。

しかし、ポリマーコーティング(高分子樹脂)のごく一部のものはシャンプーの使えないコーティングもありますのでご注意ください。
エクセラーコーティングはもちろんシャンプーを併用してお使いいただけます。

洗車環境はできる限り、たくさんの水を使用して洗うことをオススメします。

特に注意していただきたいのは、真夏の高温時にシャンプーや水道水が乾いてしまい、ミネラル分やカルキ・シャンプーなどが固着してしまうことです。
ブロワーがあれば一番良いですが、手早く水道水を拭き上げるか、また乾きそうな部分には再度水をかけて冷まして拭き上げるなどして完全に乾かないようにしてください。

コーティング後の注意点(必ずお読みください)

炎天下での洗車はやめましょう
ボディの温度が上昇すると水道水がすぐに乾き、洗剤成分やカルキなどの成分の固まりが出来やすくなります。
屋外での洗車の最適な時間は、早朝か日が落ちた夕方以降です。


雨に降られたときはどうしたら良い?
よく間違ったメンテナンスをされる方で多いのは、雨に降られた後、ボディについた雨水を渇いたタオルでふき取る行為です。
この行為はお勧めできません。特にコーティング施工後すぐに雨に降られた場合はやってはいけません。
雨にかかったのであれば早めに洗車をしてください。※ただし、約2週間程度はコーティングが完全に硬化していない可能性がありますので、洗車は控えてください。

雨水は降り出しの数分だけが空気中の埃やPM粒子などが混じり合い危険ですが、降り出して時間が経過すると本来の雨水の状態の軟水になり、塗装に対して影響は大変少ないのです。
だからといって放置するのはやめましょう。空気中の汚染物と混じり合うと悪影響を与えることもありますので早めに洗い流すことが必要です。
降り出してすぐに止んだ雨は割と危険ですが、降り続けた雨はそれほど悪者ではないのです。

DIYでできる限りボディを傷つけないためにどうすれば良いか?

汚れているからといって指先で擦ったり、乾燥しているタオルでの乾拭きは絶対にやめた方が良いです。
もたれかかったりされるのも汚れた状態ではボディにダメージを与えます。
特に濃色車のボディはデリケートですのでご注意ください。

ワックス・コンパウンド・他のコーティング剤は、コーティング被膜を傷める恐れがありますので慎重に商品を選ぶ必要があります。
その際には当社のエクセラーコーティング「C-01」をオススメします。
DIY商品の中でも特に施工しやすく、コーティング皮膜を長期間保つのにも他社と比較すれば一目瞭然だと思っています。
何度も上塗りをしながら、こまめな洗車を行えば愛車のボディも長い間、深い艶と輝きを保つことでしょう。

今、DIYでコーティング施工をしてみよう。ただどれを選んで良いかわからないとお悩みの方は、まずは手軽な価格で安心して試すことができるエクセラーコーティングを選択してみてはいかがでしょうか?